冷蔵・冷凍倉庫の新築・改修・改築工事は三共冷熱にお任せください。
富士冷では主に焼津港で水揚げされたカツオ・マグロの仕入れから、保管・加工・販売まで一貫した業務を行っています。
ここ大井川冷蔵庫では『魚に喜ばれる冷蔵庫』を合言葉に冷凍魚の入出庫・保管業務を行っています。
魚をすばやく・ていねいに取扱い、適正な温度で保管する冷蔵庫です。
その為に富士冷は施設や設備の改修、導入を行ってきました。
2005年から2006年に今までオープンだったプラットフォームを断熱パネルで囲い、温度・湿度管理を行える低温荷捌き場へと改修しました。
冷凍車で運ばれてきた魚を、雨や外気にさらすことなく入出庫し、破損や品質劣化のないような取扱いを可能にしています。
床凍結を防止して、素早い入出庫ができるようにです。
前室の床が凍結し、リフトがスムーズに作業できず、入出庫作業の効率が上がりませんでした。 原因としては外気に含まれる湿気が冷えた前室の天井や壁で着霜→その霜が床に落ちる→リフトが通行する度に降り積もった霜は踏み固められる→アイスバーン状態
このような流れを繰り返し、床凍結が起こっていました。
導入前は従業員で定期的に霜取りや氷落としを行っていました。特に湿気の多い夏場は頻繁に霜取りをする必要があり、入出庫作業と霜取りに追われて大変でした。
効率的に床凍結を改善できないかと悩んでいた時に、三共冷熱さんよりIRデフロスターの紹介を受け、導入しました。
導入後は前室の着霜・床凍結を防ぐことができ、様々な効果が出ています。
具体的には、
まず導入の目的だった素早い入出庫が実現できました。導入後はキレイな床を確保でき、リフトが安全・スムーズに運転できるようになりました。-60℃の魚をすぐに-60℃の冷凍庫へ入れてあげることで品質の低下を防ぐことができています。
次に魚や製品に霜が降り積もりにくくなりました。
天井などに付いた霜は床凍結を引き起こすだけでなく、保管する魚や製品に降り積もることで、ケースの破損や品質低下を招く原因になります。IRデフロスター導入後は天井や壁への着霜を防ぐことで庫内品質が向上しました。
IRデフロスター導入後は修繕費やランニングコスト等の経費が削減されました。
冷蔵倉庫への破損や負荷の原因となる着霜・床凍結が防げたからだと考えられます。IRデフロスターにも設置費や電気代等がかかりますが、導入以前に必要だった慢性的な修繕費やランニングコストと比べると、何十分の1ですんでいます。
IRデフロスターを設置し、冷蔵庫内の着霜、床凍結を防止したことで、富士冷の目指す『魚に喜ばれる冷蔵庫』にまた一歩近づきました。
全国各地の水産や畜産、さらには食品加工工場や物流センターに至るまで、様々な業界の冷蔵・冷凍倉庫にかかわってきている三共冷熱さんには、今後も業界を超えた情報や意見を頂きたいと思っています。
「食の安全」は日々重要度を増しています。我々富士冷はここ静岡県焼津地区、また水産加工業界という枠にとらわれず他業界での取り組みをヒントに、保管業務の品質向上に努めていきます。これからも宜しくお願いします。
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