冷蔵・冷凍倉庫の新築・改修・改築工事は三共冷熱にお任せください。

遠赤外線照射凍結防止装置 IRデフロスター 冷蔵庫の凍結・着霜・結露対策の新兵器

IRデフロスター よくあるご質問

Q01. IRデフロスターの主な効果にはどのようなものがありますか?

A01. 主に床の凍結防止又は、庫内への着霜防止に使われ、スリップ事故の防止、床の破損防止や、日常的な霜取り作業からの開放、冷却設備のランニングコスト削減などの効果があります。

冷蔵・冷凍倉庫入り口付近の床に向けてIRデフロスターを照射することで、床の凍結を防ぎます。これによりスリップ等の事故防止の効果があります。またフロアヒーター代替品として設置することで、コンクリートの破損が低減され、床補修工事等の費用が削減できます。

また入り口付近で外気の湿気を蒸発させるので、庫内の壁や天井への着霜が防止されます。これにより日常的な霜取り作業から開放されるとともに、冷却設備等の負荷が減り、ランニングコストの削減などに効果があります。

その他では防熱扉やノレン等への着霜・凍結が防止され、パッキン等の破損が減りメンテナンス費用の削減につながります。

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Q02. 結露対策としても使えますか?

A02. はい。もちろん効果を発揮します。

結露も冷蔵・冷凍庫への着霜・凍結と同様で、流入する外気に含まれる水分が冷やされ、飽和水蒸気量を超えた分が氷・霜・結露水と形を変えて現れるだけで、基本的な原理は同じです。

よって着霜・凍結を防止するIRデフロスターは結露にも有効です。

実際に結露のしやすい階段室や通路、又は、湿気の多いスポーツセンターの更衣室等へ設置されております。結露を防ぎ、乾燥することで、安全で衛生的な環境を確保できます。

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Q03. どこに取り付けたらいいですか?

A03. 冷蔵・冷凍倉庫の場合、基本的には前室の天井や壁、又は、防熱扉の開口上部などに取り付けます。

冷蔵・冷凍倉庫内の床凍結や着霜等でお困りのお客様には前室の壁や天井、又は、防熱扉の開口上部に下向きに取り付けております。

冷蔵・冷凍庫入口付近に設置することで、着霜・凍結の原因である流入する外気に含まれる湿気を蒸発させ、庫内の着霜や凍結を防ぎます。

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Q04. 床凍結防止の為に取り付けたいのですが、床からどのくらいの高さに取り付けたらいいですか?

A04. 1500W標準品の場合、床から2~4m程度の所に取り付けてください。

現場の状況にもよりますが、概ね床から2~4m程度の高さに取り付けることで効果を発揮します。

納入して頂いたほとんどのお客様が一般的な大きさの防熱扉の開口上部、又は、開口高と同等の高さの壁に取り付けています。下写真参考

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Q05. IRデフロスター本体はどうやって取り付けるのですか?

A05. キーストン・パネル・ベニヤ板等へは取付けベースをビス止め、コンクリートなどへはアンカー等を使って取り付けます。作業は非常に簡単です。

キーストン壁への取付けの場合

基本的には本体に同梱するベース金物を相手部材(キーストン・パネル・角波鉄板・ベニヤ板等)に、ビス等で取り付けます。あとは本体から伸びるアームをベース金物に取り付けるだけです。

コンクリートへ取り付けの場合は、アンカー等で取付けます。

取り付け方が分からない、又は、困難な場合は、弊社までご相談ください。

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Q06. 前室に取り付けたいのですが、何台設置すればいいですか?

A03. 状況によりますが、3m~4m四方の前室で2~3台は必要です。

設置場所の位置・用途・温度帯・広さなどの状況によりますので、設置台数の基準などはありません。一般的に3m~4m四方の前室で2~3台、4m~6m四方の前室で4~6台設置しております。

まずはデモ機を設置して頂き、台数を決めていただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。

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Q07. 現在、庫内の天井や壁に霜がたくさんついて困っています。これらを溶かす為に霜や氷に近赤外線を直接照射しても溶けますか?

A07. 霜や氷を溶かすことは可能ですがかなりの時間を要するとともに、溶け出した水が床で再び凍り、倉庫業務に悪影響を及ぼす恐れがあります。

弊社と致しましては、直接照射はお勧めせず、以下の事を設置前にお願い致しております。

庫内の天井や壁への着霜、又は、床の凍結が著しくひどい場合は、設置前にある程度霜や氷を取り除いていただくようお願いしております。

霜や氷を取り除かずいきなりIRデフロスターを照射しますと、大量の水が溶け出し床が水浸しになります。IRデフロスターでは、大量の水を瞬時に乾かすことは不可能なため、再び床で凍るなどして冷蔵倉庫業務に支障を来します。

ある程度霜や氷を取り除いた後にIRデフロスターを下向きに設置することで、庫内に流入する外気の湿気を蒸発させ、庫内をドライな状態に保つことで着霜・凍結は防止されます。よって設置後は、日常的な霜取り・氷取り作業などの雑業務から開放されます。

IRデフロスター設置前にお客様自身で霜取り・氷取り作業が困難な場合は、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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Q08. 1500W以外の物もありますか?

A08. はい、ございます。特注で2000W、600W、100V 1000W、500Wをご用意できます。

1500W標準品の他に特注で、2000W、600W、100V 1000W、500Wをご用意できます。ただし特注品の為、正式なご注文を頂いてから約1ヶ月後の納品になりますのでご注意ください。

ワット数別それぞれの性能・使用用途等は、以下の表をご覧ください。

なお本体ケースはどの仕様も同じで、放射体のみが違います。

ワット数 1500W(標準品) 2000W  
主な用途 冷蔵・冷凍倉庫内の着霜・凍結防止 -60℃超低温冷凍庫内の着霜・凍結防止  
照射有効距離 最大約4m 最大約6m  
使用電圧・電流 200V・7.5A 200V・10A  
ワット数 1000W 500W  
主な用途 狭い前室等の着霜・凍結防止、結露対策 狭い前室等の着霜・凍結防止、結露対策  
照射有効距離 最大約3m 最大約3m  
使用電圧・電流 100V・10A 100V・5A  

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Q09. 放射体の寿命はどれくらいですか?

A09. 約5千~1万時間です。使用状況により異なりますので、一概には言えません。

メーカー公表値としては、約5千~1万時間です。ただし使用状況により大きく異なりますので、正確な数値を申し上げることはできません。

設置して頂いているお客様のほとんどが常時IRデフロスターを点灯しておらず、防熱扉の開閉が頻繁になり外気の流入が気になる時や、営業終了後~翌日営業開始まで点灯など、時間を限定して使っていらっしゃいます。

販売開始から約7年になりますが放射体寿命による交換は数件です。

寿命による放射体切れ、又は、放射体の破損等があった場合には、交換用放射体の販売も行っております。お気軽にお問い合わせください。

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Q10. 近赤外線は人体に影響がありますか?

A10. 人体への影響は無く、無害です。

IRデフロスターの照射する近赤外線は太陽から降り注いでいる可視光波長0.74mμより長い波長であり、人体へは無害です。実際に近赤外線はサウナや暖房用、又は、医療機器等にも使用されており安全です。

電磁波については一般的な電気照明機器や調理機器・パソコン等から発生する電磁波と同様と考えられます。

ただしIRデフロスターは加熱効果がありますので、引火の危険のある雰囲気への設置・火傷や感電・設置高さ等に注意して頂く必要があります。

詳しくは取扱説明書をご覧頂くか、お問い合わせください。

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